心筋梗塞の分類

ひと言で心筋梗塞と言っても、その種類は様々です。
そして、その分類方法も複数存在しています。

まず、時間による分類があります。
たとえば、発症から72時間以内の時点における心筋梗塞を「急性心筋梗塞」と言います。
つまり、症状が現れているうちに酷くなっていったわけではなく、いきなり心筋梗塞になった場合です。
急性心筋梗塞は、非常に危険な状態です。
それ以外では、72時間から1ヶ月までの期間における心筋梗塞を「最近の心筋梗塞」、1ヶ月以降を「過去にあった心筋梗塞」というような分類の仕方をします。

次に、壊死した部分による分類方法です。
心筋梗塞になると、高確率で血管が詰まった先の部分が壊死します。
そして、冠動脈の病気である以上、壊死する部分は心臓の一部である可能性が極めて高く、その位置によって名称が変わってきます。
たとえば、心臓の筋肉の壁が内側、外側共に壊死している場合は「貫通性梗塞」となります。
内側のみの壊死だと「非貫通性梗塞」です。

そして、血管閉塞部における分類もあります。
どの血管が詰まったかによって分類する方法です。
この場合、心臓の前方部なら「前壁梗塞」、横なら「側壁梗塞」、下なら「下壁梗塞」、背面なら「後壁梗塞」等というような名称になります。
また、その箇所によっては「前壁中隔梗塞」等のように、より具体的な名称になります。

尚、これらの分類によって症状に差異は生じますが、危険性が大きく変わることは少なく、分類に関係なく病院での治療は必須です。

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